ロックスの謎は、その話は907話にさかのぼります。
聖地マリージョアにて、ビッグマムとカイドウの通話を盗聴していた海軍、
海軍中将ガープと少将のヒナが話しています。
ここで彼らの会話を参考にしてみまづ。
でもカープくん。ビッグマムとカイドウといえばあなたが海軍の英雄と呼ばれる所以、
ロックスか、ひな、お前若いのによう知っとるのう。
ロジャーの名前は間違いなく奴らの時代じゃった。
しかしもう40年も前の話。過去は過去じゃ。
船長は失っても力は増してるわ、ひな心配。
心配など無駄じゃ、復活すりゃ脅威じゃが、事件は必ずわしらの想像を越えて行く。
二人の会話から読み取れるキーワードは、
やつらの時代、40年前、脅威、
つまりロックスとは40年前に活躍していた海賊団であり、
ロジャーたちと同じく世界にその名を轟かせていた脅威の存在だったと言えます。
この文言だけでもこの海賊団が随分と強大な力を誇っていたことがうかがえます。
そんな伝説、ロックスの存在について迫っていきたいと思います。
ヒナは船長を失ったと言っていますが、神だとは一言も述べていません。
さらにはガープが復活の恐れがあるとまで言っています、
船長のロックスはまだ生存している可能性が濃厚です。
インペルダウンで大騒動を繰り広げたルフィですが、
最下層のレベルシックスに降りたときそのような面影はなかったので、
そこにいたとは考えにくいです。
監獄ではなく、別のところへ逃亡し、身を隠しているおそれがあります。
ガープとヒナがロックスについて話している場面の直前で、
とある二人が会話を交わしています。
その二人とは、四皇のカイドウとビッグマム。
彼らはでんでんむしでこののようなやりとりを交わしています。
お前俺にでかい借りがあるよね、カイドウ。
来るなら殺すぞ、リンリン。
仲良く行こうぜ、昔みたいに。
この会話は、ガープたちがロックスの話をする直前の出来事。
そして、ヒナがビッグマムとカイドウと言えばとわざわざ述べてくれています。
彼らがロックス海賊団に関わっていたことは、明白で、メンバーだったと考えるのが自然です。
このビッグネーム2人が船員だったというだけでも、
海賊団のメンバーがそうそうたる顔ぶれだったことが容易に想像できます。
また、復活が囁かれている海賊団ですので、
新世界のどこかでそれを企み、ひそかに機会を待っているメンバーがいるはずです。
ヒナの台詞から、ロックスとガープが戦ったことが示唆されています。
そしてそれ以降、英雄と呼ばれるようになったのですから、
ガープが勝利したと考えて間違いありません。
しかし、いかにガープが強いと言っても、巨大な力を前に彼一人が立ち向かえるわけもありません。
当時の同期、おつるやセンゴクが絡んでいる可能性もあります。
ファンの間で面白い考察がありました。
ロックスを英語にするとLOCKS、つまりは鍵なのではないかということです。
これは何を意味するのか、私なりに推測してみたいと思います。
ひとつなぎの大秘宝が眠るとされる、グランドライン。最果ての地・ラフテル。
ルフィたち麦わらの一味は最終的には、その場所を目指すわけです。
ラフテルは閉ざされた未開の地。
ロックスはラフテルと何らかの関係があります。
彼らにロックされた地と取れるのではないでしょうか。
そして、ルフィはロックスを打破しなければ、そこへはたどり着けない。
つまり麦わらの一味とロックス海賊団の戦いは避けられないものなのではないかと。
こじつけたみたいなものなので、信憑性に欠けますが、ロックスが敵となり得るには理由があります。
それは尾田先生が今後の展開について言及したから。
来年中に、ルフィ達の前に過去最大の敵が現れる。
そしてさらに不吉なことを言ったのです。
頂上戦争あれが可愛く見えてくるなんて信じられますか。
この発言には多くのファンがびっくりしました。
先生の天才的な伏線の多さと、奇想天外な発想には驚かされるばかりです。
過去最大となるとやはりロックスの存在は不可欠のように思えます。
何か知っていることや、他にも意見があれば、是非コメントで教えてくださいね。