お疲れ様です。いちかです。
今日のニュースと戯言・独り言をはじめます。
韓国がアメリカに対して、在韓米軍基地の早期返還を求めていたよ。
水面下で、すでに返還が決まっている基地もあるけど、明確な時期については曖昧なままだったからね。
以前にこの手の話題を紹介したけど、あれから進展があったから、ネットの反応を交えながら紹介していくね。
ニュースの内容
韓国メディアによると、在韓米軍司令部は18日に15カ所の米軍基地について「速やかに韓国側へ基地を返還できる」趣旨の内容を明らかにした。
中でもキャンプ・イーグル(米軍基地の名前)やキャンプ・ロングなどの4か所の基地において韓国側が速やかな返還を要求していた。
元々閉鎖されていた基地を含めて15か所が今回の対象なのである。
また在韓米軍司令部は「ソウル竜山基地の二つの区域はすでに何も残されておらず閉鎖されているので返還は可能だ。別の三つの区域も2019年夏以降、返還が可能な状態になった」という趣旨で説明している。
ソウル竜山基地については韓国政府が返還を強く求めた韓国内の主要米軍基地に数えられる。
在韓米軍が韓国政府の求めに応じて、基地返還の発表を行った背景に挙げられるのが「米軍は基地の返還に消極的なのではないか」という一部の有識者の指摘があったからとされている。
基地返還問題以外にも韓国とアメリカとの間で有事に備え戦時作戦統帥権について話し合いを加速させていることを韓国メディアは報じている。
現在、朝鮮半島で有事が発生したら必ずアメリカ軍のお伺いを立てなければならない状況となっている。
文政権はアメリカからこの作戦統帥権を返還してもらい、北朝鮮政策で自分たちの国益にしようと画策しているようだ。
基地返還を発表した一方で、アメリカ側は韓国と「米韓両国は先月末、戦作権返還後の国連軍司令部の地位および役割を議論するための高官級定例協議体を稼動することで合意した」ことを16日に韓国メディアが報じたのだ。
これはアメリカが作戦統帥権返還後も韓国を通して朝鮮半島に影響力を残しておく思惑があり、韓国軍が司令官を務める未来連合司令部を事実上統制しようとしているという指摘が出たのだ。
基地返還問題に作戦統帥権の移行問題が絡むことで、韓国内での安全保障が揺らいでいると言っていい。
いちかの戯言、独り言!
米軍基地の返還って前から決まっていたようだけど、ここに来て事態が進展したのには何か意味があるのかな?
在韓米軍がこのタイミングで発表したことと韓国内の安全保障について、ネットの反応を見てみよう!
「日本とは違い、韓国に基地返還を発表したのはもう戦略的・地理的にも使えないからではないか。在韓米軍撤退のシグナルだとみる」
「26か所のうちの15か所か、割と多いね。これをプラスとして評価しているのは恐らく文大統領だけ」
「韓国が北朝鮮と一体化する政策を取っていることをすでに在韓米軍司令部はお見通し!作戦統帥権について返した時点で在韓米軍撤退の準備が完了した証となる」
「有事になったら無能な韓国軍の下にアメリカ軍が付くのはプライドが許さないだろう。それに作戦統帥権はアメリカ軍が持っていないと北朝鮮の脅威に対して意味を成さない」
「ムンちゃん、頑張ってアメリカから作戦統帥権を返してもらってね。そして北朝鮮と一体になって暴走した金正恩と共に焦土化されちゃって責務を果たしてください」
なるほど、アメリカはもう韓国に利用価値がなくなったから、あっさり基地返還を発表したってことだね。
それにもうアメリカは韓国を守る価値が薄れてきているようにも感じるね。
在韓米軍から基地を返還してもらって、喜んでいるのはごく一部だと思うの。
例えば、文大統領とか。
北朝鮮との国境に近い街では全然違った反応をしているだろうね。
もし韓国政府がアメリカに行き過ぎた要求をすれば、アメリカは対抗措置として在韓米軍の一部撤退、
または『全面撤退という揺さぶり』をかけて逆に韓国政府を圧迫しそうだね。
正直、何が正解なのか今はわからないとしか言えないね。
18日、在韓米軍司令部は15カ所の米軍基地が返還可能であることを発表した。
これは先月、文政権が基地返還問題を取り上げて、これに対する回答を返したかっこうだ。
しかし、ここに来て事実上アメリカ軍が持っている朝鮮半島における作戦統帥権の移行問題が加速度的に議論されていることが判明。
もし文政権が最終的にすべての米軍基地の返還を求め、韓国軍に作戦統帥権が返還されたら、アメリカが韓国に関与する理由がなくなり、在韓米軍の撤退という口実を与えてしまうことになるだろう。