【ワンピース 考察】カイドウのスパイはしのぶだった!? 数々の怪しい行動… しのぶの真意は!?【ワンピース 971】

ONE PIECE 970話、おでん様達を待ち伏せていたカイドウ。 
討ち入りの情報が漏れていたらしい事から、おでん様は周到過ぎると疑惑を持ち、カイドウもスパイがいるような事を口にしていました。
今回はそれについて考察していきたいと思います。
 


しのぶがスパイである可能性が高いと思っています。 
最初は単なる直感でしたが、現代にて討ち入り前に事が露見して荒れ狂う海を前にして赤鞘達が呆然としていた時、
しのぶだけ事実から目を背けるように違う方向を向いていました。
しかも、なんだか神妙という心痛な表情をしており、また、討ち入りは『もう無理だ』と主張していました。
あの表情は、事の真相を知っているからこそだと思えるのです。
また970話でも、おでん様等と共に囚われておりながら、おでん様が知らぬ存ぜぬを通した末に釈放されていますね。
おでん様に味方にして百獣海賊団と戦ったのは事実であるのに、何のお咎めもなく自由の身になっているのはおかしいように思え、また、この時にも微妙な表情を浮かべています。
更に、しのぶはおでん様がバカ殿を演じる事になった一部始終を目撃していたと思える描写があり、それなのにその理由を誰に語るでも、報告するでもなく黙秘していました。
カイドウの言う通りスパイがいるとしたら、しのぶが怪しいと思えてしまいます。
しのぶがスパイであったとしても、カイドウとオロチの味方だとは考えていません。 
しのぶはワノ国の開国を阻止しようとする勢力に属する人間ではないか?
これは、もしかしたら世界政府から送り込まれたCPの諜報員なのでは。
ワノ国には加工する技術やポーネグリフを作る技術、更に光月家には古代文字の読み書きすら伝えられています。
いくら鎖国状態と言っても、世界政府がそんな国を放っておくでしょうか?
オハラの末路を見るに、ワノ国の侍が強いと言っても放置しておく事はないように思えます。
また、ウォーターセブン編ではルッチ達はプルトンの設計図を入手する為に船大工などになりすまして五年間も潜入していました。
それを見るに、しのぶはワノ国の監視、諜報を任務として遥か以前からワノ国に潜入しているCPの諜報員であり、
またその諜報員が一人であるとも思えませんので、そういう一族出身であるのでは。
要するに、しのぶはワノ国を開国させないことが任務であり、カイドウとオロチも開国せずに世界政府とうまく付き合った方が利益が大きい。
利害は一致するわけですな。



オロチとの取引をCPが担当しているのもワノ国とCPの関係性を感じます。
カイドウとオロチは20年以上前から全てを知っており、彼等が力を持ち得たのは、
ワノ国を開国させずに鎖国を続けるという条件つきで世界政府から援助を受けていた可能性も考えられる。
しのぶがスパイであったとしも、人間です。
好きな人は好きでしょうし、嫌いな人は嫌いでしょう。
しのぶが錦えもんを兄貴分として慕う心は本物でしょうし、おでん様を慕う心も同じであるはず。
誰にも死んで欲しくない、しかし、開国は阻止せねばならない。
しのぶからしてみれば、おでん様がバカを演じ続けてくれる事が至上だったのでは?
カイドウとオロチに逆らわなければ誰も死ぬ事はない。
しかし、しのぶは現代編では錦えもん等の討ち入り計画の手助けをしていました。
しかし、よくよく考えればポンコツであり、そんなに大した仕事はしていないですよね。
また、ローを離反させてしまいましたよね。
そして、討ち入り計画が露見した時の表情。
『こんな事になったら討ち入りなんか無理だ!もうやめましょう』
同時にそんな内容の事を口にしていましたが、これはしのぶの本音だと思います。
しのぶはワノ国がどうなっても、みんなが生き残ってくれる事を純粋に願っているのではないか。
しのぶの真意が気になりますね。