本日は、黒ひげのあのセリフから考察していきます。
第956話ビッグニュースでは、マリージョアで起こった幾つかの事件が断片的に語られました。
同時にそれらの事件を知った者達の反応も描かれました。
その中の黒ひげの反応はこうでした。
ゼハハハハ、
おい野郎共船出すぞ!
海軍に取られるぐれェならおれが貰っちまおう!
黒ひげのこの発言は何を狙ったものなのだろうか考えていきます。
まず考えられるのは、サボのメラメラの実です。
マリージョアで起きたサボに関する事件。
現在サボが窮地に陥っていて、それを知った黒ひげがサボの「メラメラの実」を奪おうと考えられるパターンです。
ドレスローザのコロシアムにも、黒ひげ海賊団のバージェスが「メラメラの実」を得るために参加していたし、その能力自体を欲しがっている事は間違いないと思われます。
サボのメラメラの実を狙ってるんだったら「おれがもらっちまおう」と言わずに、おれ達がもらっちまおうと言うのがセオリーなのかなとも感じる部分です。
黒ひげは既に2つの悪魔の実の能力者だし、さすがに3つ目を口にする事は出来ないのではないかと思われます。
次に、元王下七武海の仲間勧誘及び能力の奪取です。
制度が完全撤廃し、一海賊になった元王下七武海を仲間に勧誘するパターンも考えられます。
もしくは、その内の能力者の能力を奪う?
そのメンバー達は、今まさに海軍に狙われており「海軍に取られる」場面です。
しかも、七武海である本人だけじゃなく、率いる海賊団の中にも能力者は多数います。
ハンコックのメロメロの能力や、バギーのバラバラの能力です。
黒ひげは、これらをまとめて奪えるチャンスだと捉えているとも考えられます。
さらに、考えられるのは、アラバスタの件です。
アラバスタの事件の詳細は明かされてはいないが、アラバスタが世界政府に対して反旗を翻した際に、古代兵器「プルトン」を持ち出すならどうでしょうか。
仮にそれが新聞記事になっているのなら、黒ひげがそれを奪うために動き出すというのは合点が行きますね。
ただプルトンが存在したとして、それを新聞記事にするかという疑問もあります。
歴史研究が趣味である黒ひげが元々目をつけていた、というのも都合良すぎることです。
という事で、黒ひげの発言から考えられる「3つの狙い」についてまとめてみました。
個人的には、やはりメラメラの能力を奪いにいくんじゃないかなと思っています。