こちら側の情報が将軍オロチに筒抜けになっている描写がありました。
この件が960話以降に関係しそうです。
そんな、裏切者の正体を考察してみたいと思います。
スパイ情報が、オロチに伝えられた最初の情報は、日和の生存と居場所です。
これを知っていたのは、この時に編笠村に集まっていたメンバーだけです。
流石に麦わらの一味は時系列的にないかなと思います。
そしてもう一つは、兎丼の現状報告についてです。
おそらくオロチの元に、兎丼が麦わらのルフィ達によって制圧されたという報告が上がって来たんだろうと思います。
だからこそオロチは直接、兎丼に確認を取った描写があります。
このオロチの問いに答えたのは、兎丼の看守長であるババヌキかそれに近しい人物だろうと思われます。
実際にはルフィ達によって制圧が完了している兎丼だけど、
お玉の「きびだんご」の能力のおかげで表向きには、兎丼は「通常」を装うことが出来ています。
つまり、この兎丼の状況をオロチに伝えた人物は「兎丼制圧」という報告だけを聞き、
それをそのまま伝えたのだろうと考えられます。
そうすると、お玉の能力を知る「兎丼にいたメンバー」の中に裏切り者は居ないという事がわかります。
ちなみにお玉の能力を知っている飛徹も除外出来そうです。
ここで、怪しそうな人物を見ると、くノ一のしのぶです。
しかし、しのぶは、最初に作戦がバレた時に、心の声でその事に驚いていたので、意外でした。
ローともめた件も含め、この作戦に本気で取り組んでいるからだと考えられます。
なので、しのぶもちょっと薄そうです。
この裏切者の件はジャックがゾウに辿り着けた事とも関連する可能性があります。
ジャックは幻の島といわれる「ゾウ」に辿り着いたばかりか、そこにただ一人居た雷ぞうを名指ししていた。
ワノ国では亡霊扱いされている赤鞘の侍がそこに居る事が確定の様に扱っていた。
その雷ぞうが海で錦えもん達と離れ離れになった時、象主は目の前に見えていた。
ここから雷ぞうがゾウに辿り着いた事は想像に難くない。
つまり、雷ぞうがゾウに居ると知っていたのは錦えもん、カン十郎、モモの助の3人だ。
錦えもんは、モモの助を助けに行く事で精一杯だっただろうけど、カン十郎は長い間ドレスローザの地下に潜んでいた。
ジャック側に情報提供をする時間はいくらでもあっただろう。
やはり消去法で考えると、カン十郎が怪しく感じる。
能力も絵で描いて具現化できるのでスパイ活動しやすそうです。
さらに、描写も少ないのでまだまだ謎の人物です。
カン十郎がスパイだった場合、かなりの衝撃が走ります。
今後がどうなるか気になります。