【ワンピース 959】Dには種類が複数ある!?【ワンピース 考察】

世界政府の創始者の末裔である天竜人が神の天敵と呼び、その名を聞くだけで眉をひそめる存在Dの一族。
天竜人とDの一族の因縁はおそらく「空白の100年」の出来事に起因するものと思われる。
ロジャーのこの発言からも、世界政府にとってDという名前自体が世間の目に広く触れて欲しくないのだろうと思われます。
しかし、その他のDを持つ者達についてはそこまでの措置を取っていない。
ロジャーの息子として大々的に処刑される事となったエースは「ポートガス・D・エース」のまま報じられた。
ルフィに関してもそうです。
麦わらの一味が事件を起こすたびに大々的に報じ、その都度Dの名が大衆の目に触れる。
それらはDを広く世間に知らしめる事にはならないのだろうか?
五老星も「厄介だ」と口にしながらも、それ以上は踏み込んでこない。
単純にロジャーの影響力が、エースやルフィに比べて桁違いだったからだとも考えられるけど。
逆に自ら“D”の名を隠す家系も居た。
ローのトラファルガー家だ。
真の名を隠し生きてきたのは、世界政府との余計な軋轢を避ける為だろうか。
さて、Dを持つ者の中でも特に異質なのが、世界政府直下の海軍本部に入り海軍将校の地位にまで登りつめている者達だ。
ガープとサウロだ。
ガープは海軍の英雄と呼ばれ、相当目立つ存在になっているのもまた不思議。
間違いなく多くの人の目に触れてしまっている。
サウロ自身はDについてよく知らないといった様子だったけど、ガープはどうだったんだろう。
自身のDについてどう考えていたのかな?
同じDを持つロジャーを追う時、何か思う所があったのだろうか。
そして、Dと分かっていながらガープやサウロの入隊を許可した海軍や世界政府はどんな考えを持っていたのか考察していきたいと思います。
この白ひげの発言から、一口に“D”といっても幾つかの「種類」があると考えられそうです。
Dr.くれはのDの医師が生きていたと言う発言。
この時点でもDの名を持つ者は多く居たはずです。
前述したガープやサウロ、そしてこの発言の数日前にドラム王国を訪れたエースだってDです。
つまり、「名にDを持つ事」と「Dの意志を持っている事」はイコールではないと言うことです。
やっぱりDには種類がありそうです。
しかし、それだけではまだ腑に落ちない部分もあります。
Dの名を聞くだけで眉をひそめる天竜人の老人達や、コラソンがローに言った宿命の種族 Dの一族というセリフです。
これはDを一括りにしてる印象だ。
例えDの一族であっても、海軍や世界政府に所属し「正義」の為に働くなら咎めない?
だが、自分達の地位を脅かしたり、「空白の100年」の秘密を暴こうとするDは根絶やしにする?
これは本当に難問になりそうです。
ただ、Dには種類がありそうな感じが、今回の件でわかったような感じがしますね。