お疲れ様です。いちかです。
今日のニュースと戯言・独り言をはじめます。
今の韓国は、北朝鮮が絡む観光事業をどうしても再開させたいみたい。
でもアメリカが反対しているので、それは無理。
そのうっぷんを今度は韓国に配置されている国連軍司令部にぶつけているみたいよ。
なんで今さらそんなことをするのか、ネットの反応を交えながら紹介していきます。
ニュースの内容
韓国メディアによるとムン・ジョンイン大統領特別補佐官が9日、現在の朝鮮半島情勢について
「韓米同盟を生かそうとして南北関係が駄目になっている状況」と語ったうえで、「南北関係において最大の障害物は国連軍司令部だ」と述べた。
つまり、アメリカと密接な関係を築けば北朝鮮との関係はこじれ文政権が行おうとしている政策に影響が出ると言っているようなものだ。
そもそも韓国に置かれている国連軍司令部とは、日本の外務省が説明している定義として1950年に勃発した朝鮮戦争で国連安保理決議第83号及び7月7日の同決議第84号に基づき,
「武力攻撃を撃退し、かつ、この地域における国際の平和と安全を回復する」ことを目的として創設されたことが始まりだ。
一部では朝鮮国連軍司令部とも呼ぶ。
初めのうちは日本に拠点があったが、後に韓国側に移された。
それが現在まで韓国に置かれており、今は在韓米軍司令官エイブラムス氏が国連軍司令官を兼務している状況だ。
さらに文特別補佐官は「開城工業団地に物資やバスが向かっていくというと、全て国連軍司令部に事前申告して行くようになっている」という趣旨の発言をした。
開城工業団地と金剛山観光事業について韓国が主に資本提供して観光事業化した側面があり大きな利潤を生むメリットがあったが、2008年7月に韓国人観光客射殺されたから中止されたままだ。
国連軍司令部のトップがアメリカ軍人ゆえに事実上アメリカの許可が観光事業再開に向けて必要なのである。
この状況を打破する上で、文特別補佐官が語ったこととは『官製市民扇動デモ』だ。
これを「国連安保理制裁決議に引っ掛からない金剛山観光事業を再開させろ」と青瓦台やアメリカ大使館前で大々的にやれば、民意としてそれが反映されるということだ。
しかしこのことを政府高官の立場である人間が語ったことで、関係各所から波紋を呼ぶことになりそうだ。
いちかの戯言、独り言!
韓国は相変わらず北朝鮮にゾッコンだね。
国益を重視するあまり、最近ではアメリカにも堂々と文句を言うようになってきたよ。
なぜ今さらと思うけど、この件に関してネットの反応を見てみよう!
「朝鮮南北統一の夢にアメリカが邪魔になったということだな」
「南北関係において最大の障害物は国連軍司令部って、これをお望み通り最大の障害物除去すると、北朝鮮がソウルに電撃侵攻してきた時に全く対処できないことになるのだが、それでもよければどうぞ」
「金の亡者となり果てた文政権にアメリカが深く関わる必要性がなくなってきたな」
「経済政策の失敗を観光誘致で巻き返そうとして、外国依存で賄ってきた国防力の大幅な低下を代償にするつもりか」
「官製デモの一端を韓国政府が要請したことになれば、もはや民主主義国家ではない」
「K国なんて守る価値ナシ、在韓米軍は撤退するべし」
韓国が北朝鮮と一体化するような政策を取れば取るほど、何か【大事なモノ】が失っているように感じるけど、仮に気づいていたとしても知らないふりをしていそうだね。
ある週刊誌で『朝鮮戦争時にソウルは3日で堕ちる』と書いてあったよね。
あれは韓国軍だけで対処した場合だったのよ。
でも現在の韓国は国連軍司令部があるから、軍事的均衡・抑止力で北朝鮮ににらみを利かせていて電撃的侵攻をさせないようにしているけど、これを障害物扱いするなんてどうかしているとして言えないよ!
もう少し現実を見据えてほしいな。
9日に文正仁大統領特別補佐官が開城工業団地の操業再開や金剛山観光の再開において、国連軍司令部が最大の障害物だという趣旨の発言をした。
この発言はアメリカ向けのメッセージと受け取れる。
観光事業再開などで得られる国益と安全保障の分野でアメリカと協力しなければならないはずの立場を天秤にかけているように見えるが、
いずれどっちが『重要』なことであるのか文大統領がハッキリとわかるその時は近い将来やってくるだろう。