今日のニュースと戯言・独り言をはじめます。
来月、10月の4日から6日にかけて韓国で開催される「ソウル安保対話」にアメリカが不参加を決めたことが分かった。
朝鮮日報が報じている。
米国側は「日程上の都合」としているが、日韓GSOMIA破棄を決めた韓国への報復であるとも受け取れる。
韓国はアメリカに見捨てられてしまうのか、詳しくみていきます。
ニュースの内容
「ソウル安保会議」は多国間での安全保障会議である。
これまでアメリカは原則、毎年参加しており、国防省次官補佐ないし、それに準ずる米軍関係者が出席していた。
韓国国防部は今回もランドール・シュライバー国防次官補の出席を強く要請したが、代理人すら立てる用意が内容だ。
加えて、ハリー・ハリス駐韓米国大使にも動きがあった。
ハリス氏は先日、韓国国防部に呼び出され、GSOMIA破棄に関して「不満の表明の自制」を要求されたそうだ。
要は、「韓国の判断を表立って批判するな」と言うことである。
その後にハリス氏は韓国で予定されていた招待講演や研究機関主催のイベントの出席を相次いでキャンセル。
外交関係者からは「事実上、招致されたことに不満を表明するもの」との声が出ている。
さらに米国政府も不満を示している。
マーク・エスパー国防長官は記者会見にて「(韓日)双方が(GSOMIA破棄に)関与したことに極めて失望したし、依然として失望している」として、
「(韓日が)重要な軌道に戻ることを望む」と語った。
ジョセフ・ダンフォード統合参謀本部議長も、同じ席で「GSOMIA終了に失望している」と発言した。
米国務省は同日、韓国政府の「公の批判の自制要請」について
「「文在寅(ムン・ジェイン)政権がGSOMIAを延長しないことに対する強い懸念と失望を表明する」とコメントした。
一方で、青瓦台(韓国大統領府)の関係者は
「いくら同盟関係を増進すべきだと言っても、韓国国民の利益の前ではいかなることも優先視されることはあり得ない」と語った。
いちかの戯言、独り言!
明らかに米国の「ソウル安保対話」欠席は警告である。
それも最後の警告かもしれない。
これまで民主主義国家とは思えない行動や国際社会に反するような行為を続けてきたのだから当然といえば当然だ。
その上で今回、北朝鮮やチャイナリスクを警戒すべき状況で韓国がGSOMIA破棄を決めたのだからアメリカが怒るのもごく自然なことである。
ハリス氏はさらに激怒しているだろう。
韓国の対応によるだけでなく、実は彼に日本の血が流れているためである。
同氏は母親が日本人で、生まれは横須賀だ。
幼少期にアメリカに帰ったとはいえ、日系のアメリカ人である。
そのため、第一に日韓関係の悪化を誰よりも懸念していただろうし、GSOMIA破棄は我々と同じくらい衝撃を受けたのではないかと考えられる。
そして私たち日本人と同じように失望し、韓国での行事不参加を決めたのではないだろうか。
そして米国政府は自制の要求を一切聞かなかった。
「日韓は軌道修正をすべき」の一点張りだ。
いわゆる慰安婦問題は当時、米国の圧力があって日韓合意が実現したと言われている。
アメリカの要求に安倍総理がしぶしぶ了承した形だ。
今回もアメリカの圧力が働いているのは明らかである。
現在、韓国は保守系でなく、親北政権のため、アメリカの言いなりになるかは断言できない。
だがアメリカはあらゆる手を使って韓国に同調圧力をかけてくるはずだ。
韓国はいずれ、米国の言いなりか国の崩壊かを選ぶ時期が来るのも早そうです。