お疲れ様です。いちかです。
今日のニュースと戯言・独り言をはじめます。
8月16日、トランプ大統領とアップルCEOのティム・クック氏と夕食と共に会談を行った。
なんとこの時に語られた内容に「サムスンは関税を出していない」とする内容が飛び出した。
いったいどんな意図でこの発言が飛び出したのか、しかも時期的タイミングも気になるところ。
これに関して、みんなの反応を交えながら紹介して行きます。
ニュースの内容
8月18日、アメリカCBC放送は16日の夕方にトランプ大統領がアップルCEOティム・クック氏と共にした夕食の席で語られた内容を報じた。
その内容とは関税に関することだ。
ティム氏は「サムスンは関税を出さない。他の地域に基盤を置いている、主に韓国だ」と語っていた。
また「アップルとしては、関税を出さない非常に良い企業と競争しながら関税を出すのは難しいことだ」とも述べた。
このことから、トランプ大統領にサムスンに関税をかけてアップルに不利にならないような形で競争力の『調整』をお願いしたかっこうだ。
アップルといえば小型携帯端末『iPhone』で有名なアメリカ企業。
アップルの発展に貢献した故人スティーブ・ジョブズ氏が在籍していた会社でもある。
ティム氏はさらに「アップルは中国の工場でiPhoneなどを作ってアメリカに持ってくと関税がかかるが、ナンバーワンライバルのサムスンはそうではない。」
という愚痴をこぼすような趣旨の発言もあった。
トランプ大統領はクック氏の話を聞いてうなずいていたという。
でも最近までは追加関税を免除してほしいというアップルの要請を拒否していて、7月26日のトランプ大統領のTwitterには
「アップルは中国で生産した『Mac Pro』の部品に対して関税の免除または軽減を受けない。
だったらアメリカ国内でそれを作ればいい。」という趣旨でコメントされていた。
今回のティム氏の要請をトランプ大統領が即座に拒否した反応は見受けられない。
今後、トランプ大統領がサムスンに対して独自に関税をかけるのか、あるいはそれ相応の措置に打って出るのかが注目される。
韓国人の反応
まさかアップルのCEOがサムスンに言及するとはね。
しかも時期的なタイミングを考えると偶然かな?
このトランプ大統領とティム氏とのやりとりについて、ネットの反応をみてみよう!
「米中貿易戦争にアップルが巻き込まれ、iPhoneの売れ行きに影を落としている中でティムCEOがトランプに泣きついたようにしか見えないのは気のせいか。」
「トランプはIT産業界の代弁者ティム・クックと会うことで、要請を受けるのかどうかは別として、会うことでそれなりの体裁は整えているようにみえる。」
「ナイスタイミングだね。アメリカは韓国が最終回答期限の24日にGSOMIAを破棄したら何かしらの正当な理由(事実上の報復措置)をつけて、韓国の代表的巨大企業サムスンに関税を課すだろうな。」
「たしかサムスン製の端末って前に爆発事案を引き起こしたよね。『アメリカ国民を守るため』って理由をつければ10%くらいの関税上乗せは可能じゃないか。」
「問題はもっと大きいはず。サムスンがファーウェイとつながっている明確な証拠があれば、サムスンに25%の関税を上乗せしても文句は言えない。
というよりアメリカ国内でサムスン端末の販売ができなくなるのでは?」
など。
いちかの戯言、独り言!
なるほど、アップルの優位性を保つためにどうにかしてサムスンに関税を!ってことが伝わってきますね。
本来なら9月1日から課す予定だった3000億ドル規模の対中国追加関税10%、つまりいわゆる対中関税第4弾。
これに携帯電話やノートブックなどの品目合計で1560億ドル規模に対しては12月15日まで関税発動を延期したんだよ。
可能かどうかは別として、米中貿易戦争が長期化の様相を呈している中、アップルは中国でiPhoneを生産せず、
中国より人件費の安いベトナムなどに工場を移転すればわざわざ関税の話を出さなくていいのかなって思った。
中国以外でiPhoneなどの品を生産すれば最大で25%に膨れ上がる関税を支払わなくていいですよね。
トランプ大統領とアップルCEOティム・クック氏が16日に夕食を共にした。
この中でティム氏はトランプ大統領にサムスンが関税を出していないことで、アップルの競争力が奪われること危惧した内容を伝えた。
トランプ大統領はうなずきながら話を聞いていたとされている。
今後、トランプ大統領がどのような対応を取るのかが注目だ。