お疲れ様です。いちかです。
今日のニュースと戯言・独り言をはじめます。
韓国内で行われた光復節のイベントに文大統領が参加して演説を行ったね。
この中で「2045年までに北朝鮮と統一する」って趣旨の発言があったの。
たしか演説の最後のほうだったね、あれは。
本当に2045年までかけて北朝鮮と統一することができるのか?みんなの反応を交えて紹介して行くね。
ニュースの内容
8月15日に文大統領は光復節のイベントに出席して、いろんな演説を行った。
その中で北朝鮮に関連付けた発言はいくつかあったものの、注目すべきはこの発言だ。
文大統領が北朝鮮との統一を提案した部分の発言内容を一部紹介しておく。
「北韓を一方的に助けようとするわけではありません。互いの体制の安全を保障しながら、南北両方の利益を図り、両方の繁栄を目指そうということです。」
「2032年にはソウルー平壌共同五輪を成功開催し、2045年の光復100周年には平和と統一で一つになった国(One Korea)として世界にしっかり位置づけられるよう、その土台を強固に築いていくと約束します。」
「われわれは100年間省察し、成熟しました。もはやどのような危機も乗り越えられる自信を持てるようになり、平和と繁栄の韓半島を実現するための国民の能力が高まりました。
われわれは『誰も揺るがすことのできない国』をつくることができます。」
一部分のみ紹介したが、北朝鮮と経済的に手を組んで繁栄を目指し、あわよくば北朝鮮と平和的統一を構想として掲げたかっこうだ。
しかし現実的には文大統領の考えとは裏腹に、北朝鮮は文大統領の演説を批判!
しかも北朝鮮の反応スピードとして異例の部類に入る。
「我々はもう二度と南朝鮮(韓国)とは向き合わない」と表明した。
さらにその日の午前中には日本海に向けてミサイルを2発発射!
これは一連の米韓合同軍事演習に抗議したものだとみられるが、文大統領の北朝鮮との統一に激しい反発をミサイル発射という形で『猛抗議』をアピールしたという見方もある。
北朝鮮のミサイル発射は今年の7月から数えて6回目という超ハイペース。
文大統領が提案した平和的統一とは現時点では、かなりかけ離れている状況だ。
韓国人の反応
相変わらず、文大統領は北朝鮮にゾッコンだね。
北朝鮮との統一、実現性の有無は別としてとてもすごい構想だよ。
文大統領が語った北朝鮮との統一について、ネットの反応をみてみよう!
「歴史に名を残そうと、ついに文大統領の本音が出た!」
「朝鮮半島統一という【挑戦】してみてください。武力行使以外の統一はまあ無理だけど。」
「『2045年までに南北を統一国家にする』って実質的に韓国が経済的に疲弊している北朝鮮を吸収する形で統一するって宣言したようなもの。いわば金正恩体制への宣戦布告。文大統領はそのことに気づいていないようだ。」
「北朝鮮のミサイル発射は韓国に責任がある。管理できていない証拠。」
「北朝鮮は今、アメリカとの対話にしか興味がない。まして統一なんて金正恩からすれば面倒な厄介事でしかない。」
「ムンちゃん、南北統一を影から応援しているよ。でも日本は一切、両方の朝鮮難民を受け付けないからそのつもりで。」
など。
なるほど、朝鮮半島統一ってやっぱり夢物語なのかな。
しかも「どのように統一するのか」文大統領の口から具体論が出なかったし。
また文大統領が言った「互いの体制の安全を保障」しながら平和経済って…。
民主主義と社会主義(超独裁主義)の下で行われる経済活動はまるで水と油だよね。
いちかの戯言、独り言!
文大統領の構想ってやっぱり夢物語だよね。
現在の文大統領の外交関係をみると日本との関係は最悪で、アメリカの関係は良いとは言えないし、北朝鮮にラブコールを送っても無視されるし、中国とは微妙な関係。
外交的に考えれば北朝鮮と平和的統一に賛同してもらえるような空気じゃないから。
結局これは「口だけ」ってことで終わりそうだね。
文大統領が光復節のイベントで発言した「2045年までに北朝鮮と統一する」宣言は翌日に北朝鮮のミサイル発射と批判声明によって拒否されたわけ。
北朝鮮にとって必要なのは『体制保証』。
文大統領の提案を拒否したのは、体制保証の確約をアメリカに求めるための対話にしか興味がないからと言えるよね。